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クレジットカードの名義変更とは
どの公的身分証明書を必要書類として提出する必要があります。
ちなみにカード番号、有効期間、暗証番号、国際ブランド(JCB、VISA、アメックス、マスターカードなど)は基本的には変更にならず、旧姓時の状態のものを引き継ぎます。
クレジットカードの名義変更方法
この項目では基本的な名義変更について説明します。
パターン1.郵送で手続きする場合
- インターネットで公式サイトから必要書類を申請
- 変更届が届き本人確認資料と合わせて郵送
- 承認後、新しいカードが10日~2週間で届く
パターン2.ネットで手続きする場合
- 会員サイトにログイン
- 基本情報の氏名・住所・電話番号・引き落とし口座を変更
イオン、楽天、セゾン、エポス、楽天については、インターネットから変更手続きが可能ですが、事前にネット専用のアカウントに登録する必要があります。
名義変更の審査は厳しい?判断基準はあなたの収入
名義変更の審査基準は各クレジットカードによって異なります。
しかし、クレジットカードの名義変更だろうと、クレジットカードの新規発行だろうと、審査で大事なのは「安定した収入があるかどうか」「過去に支払い延滞がないか」この2つです。
ご自身に収入があり、会社に勤務しているのであれば、審査に通る可能性は高いでしょう。
正社員勤務からアルバイト、パートに変更となる
基本的には、収入が落ちる為、再審査の対象となります。ショッピングの利用可能枠の減額が考えられます。
正社員、アルバイト、パートから専業主婦に変更
専業主婦となる為、本人の収入が0となります。ショッピングの利用可能枠の減額が考えられることに加え、キャッシングについては付与されなくなります。
専業主婦が離婚し、その後も収入が無い状態
安定した収入源となる配偶者がいなくなる為、クレジットカード自体の利用停止が考えられます。
旦那がいわゆるブラックリスト入りの場合でも、名義変更の審査に影響しないの?
旦那がブラックリスト入りまたは金銭的信用がなくても、金銭関係の上では「赤の他人」です。旦那が保証人や借金の連帯保証人になっていない限り、気にする必要はほとんどありません。
家族カードの場合は別ですが、旦那名義でない限り、影響度は低いでしょう。
クレジットカードや口座の名義変更中でも、引き落としは可能!
クレジットカードの名義変更や、口座の名義変更をしても、口座番号が変更になるわけではないので、引き落としは可能です。
通常は名義変更中でも自動的に引き落としされます。名字が変わった場合は、銀行口座も名義変更が必要となります。
銀行口座の名義変更をした後は、クレジットカード会社に新しい名字になった口座の届け出をしましょう。
■クレマニ編集部が聞いてみた!~JCB~■

口座番号が変わるわけではないので、名義変更しても引き落としされます。しかし、念のためにクレジットカード会社に、引き落としについて尋ねることをおすすめします
このような回答をいただきました。
結婚などの改姓改名後の具体的な手続きの詳細については、クレジットカード会社によって異なります。(例えば、楽天については、ネットから申請用紙を取り寄せをして、送付された申請用紙に必要事項を記入、印鑑を押して、返送する必要があります)
その為、詳細についてはクレジットカード会社に問い合わせすることをおすすめします。届け出をしてから、3週間程度で新しいカードが届きます。
引き落としが不安な方や、名義変更と引き落とし日が重なってしまう方は、クレジットカード会社に問い合わせてみましょう。
クレジットカードの名義変更の審査で職場に在籍確認はある?
基本的にはありません。クレジットカードの名義変更の事務手続きは、膨大な件数があるので、名義変更するたびに職場に在籍確認をしていたら、カード会社もキリがありません。
クレジットカードの名義変更に必要な書類は?
名義変更するといっても必要な書類があります。以下を確認し、事前に準備しておきましょう。
- クレジットカード
- 印鑑
- 身分証明の必要書類※いらないケースもあり
名義変更が完了するとカード番号が変わる会社が多いのでしっかりと確認をする必要があります。また登録口座も名義変更する必要がある為、順番としては銀行口座の名義を変えてからクレジットカードの名義を変更するとスムーズです。
クレジットカードの名義は変更すべき!旧姓のままでいるリスクとは
結婚等でクレジットカードの名義変更が必要になったら、早急に変更することをおすすめします。そのままにしておくとクレジットカードが使えなくなるためです。
1.結婚もしくは離婚して名義が変わった
→銀行口座等は名義変更を完了させておりクレジットカードはまだ旧姓のまま
→カード会社に登録してある銀行口座と名前が違うため、決済ができなくなる
2.旧姓のままでしばらく経つと…
→クレジットカードの有効期限が過ぎて更新ハガキをカード会社から発送しても届かない
→更新ができず新しいクレジットカードが発行できなくなる
→そもそも旧姓のままだと身分を証明できないため、さまざまなところで支障が出てくる可能性がある
身分を証明しないといけない場面は非常に多いと思います。
順番としては、まず銀行口座の名義変更をしてからクレジットカードの名義変更をした方がいいでしょう。結婚をして入籍をしたなら、まずは銀行口座の名義変更をしておいた方がいいでしょう。
銀行口座の名義変更手続きは、取引店に限らず、最寄りの支店の窓口でもできます。
銀行口座の名義変更で必要な物
- 通帳(複数口座を持っている場合は、全ての通帳が必要)
- 取引印鑑(複数口座を持っている場合は、全ての印鑑が必要)
- キャッシュカード(カードがない場合不要)
- 身分証明の必要書類
結婚の場合のクレジットカードの名義変更は?
クレジットカードも従来のまま利用できます。新しいクレジットカードが届き次第、旧姓のクレジットカードを破棄しましょう。
主人の名義から私の名義に変更することできる?
クレジットカードの名義変更はできません。もし、ご主人様の口座を引き落とし口座に設定した奥様名義のクレジットカードを作成したい場合は、家族カードを作ることが一番です。
尚、以前は、ご主人名義の口座を引き落とし口座に設定し、奥様名義のクレジットカードを発行することが結構簡単にできました。
現在は、悪用防止の為、原則はクレジットカードの名義と引き落とし口座の名義は同一でないと、クレジットカードの発行はできないようにしている会社が多くなっています。
自分名義のクレジットカードを作りたいけど審査が不安な時は?
結婚や離婚を機に収入が減ってしまうと、再審査をされてカードの利用限度額が減ったり、最悪の場合は解約になることもあります。
「やっぱり名義変更は怖いからやめておこう」
そう思ってしまいそうになりますが、ショッピングの時に本人名義で買い物をしないと不正利用を疑われることもあるため、やはり名義変更は必須です。
しかし、もし審査に落ちたら、カードが使えなくなると同時に他のカードへの申し込みも難しくなります。
そこで一つの選択肢として、パート主婦でも安定した収入があれば申し込めるクレジットカード『ACマスターカード』を保険として作るという方法があります。このカードを保険として持っていれば、今持っているカードの審査に落ちても心配はないですし、審査に受かればそちらのカードを使い続ければ大丈夫です。
申し込みはネットで5分もかからず、審査は最短で30分で結果がわかります。
まとめ
クレジットカードの名義変更は面倒かもしれませんが、済ませておかなければクレジットカードが使えなくなってしまいます。
この記事では、名義変更の必要性と手続き方法、環境が変わるタイミングで新規発行を検討するべきクレジットカードをご紹介しました。